～作品紹介～　(番号は左ページの写真番号)

１、『楽器と女』：工藤健(たけし)…チェロを抱えた女性。作者は秋田県出身の彫刻家。現在多摩美術大学

　　彫刻学科教授。

２、『朝の調べ』：圓鍔(えんつば)勝三…広島県出身の彫刻家。同県の記念館にほとんど同じ作品が展示され

　　ている。そちらの作品名は『朝の調』となっているが…。この作品真上には色鮮やかなステン

　　ドグラスがある。

３、『希』：圓(えん)鍔(つば)元規…勝三の息子で同じく彫刻家。彼の彫刻はキャンパス内で群を抜いて多く、全

　　部で12あるが全てが女性。圓鍔勝三記念館に、こちらは全く同じ作品がある。

４、『発祥』：長(なが)江(え)録(ろく)弥(や)…キャンパス内で唯一の男性の像。学生に男性が多いからバランスをとろ

　　うとしたのか？

５、『FRIENDSHIP』：広井力(つとむ)…アメリカの大学でも指導をしたことのある彫刻家。東京学芸大学

　　の名誉教授。他に『V』『PASSION』の二つがあるが、この三つの言葉…ある少年雑誌のコン

　　セプトを彷彿とさせる。ちなみに本部棟にある『DAYBREAK』は似た作風だが違う作者だ。

６、『発信』：片柳鴻…言わずと知れた東京工科大学の創設者。キャンパス内には他に片柳研究等

　　に絵画が、体育館棟にレリーフがある。ともに「鴻」というサインが入っている。また、キャ

　　ンパス内の建物にも同氏のデザインしたものがあるとか。

７、日本庭園：全体として近代的な雰囲気を持ったキャンパスの中で浮いている庭園。学生に尋ね

　　　たところ創設者の好みらしい。奥に見える建物は創設者のコレクションした作品が並ぶ美術館。

８、『躍進』：亀谷政代司…リアルな九頭の馬がクロマツの間を疾駆する姿は学生へ向けてのメッ

　　セージ。この馬に跨ると退学になるという都市伝説があるというが果たして…。

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