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僕たちは、加太ゼミはフィールドワークを行うゼミです。
主な研究課題は観光についてで、教授から出題される課題をゼミ生で考察し、発表、
その内容について議論を行います。また、実習課題では班や個人などでガイドブックを
制作します。
主に班で作るガイドブックのテーマは、もうすでに観光地として成立している場所に
行って制作するのではなく、まだ観光地としての地位を確立できていない場所に
行ってガイドブックを製作し発表し、その現地での関係者に送付などを行い、
班ごとで成果を競い合います。そして、個人制作では各自が各々自分のテーマに沿って、
対象を観察、取材の成果をガイドブックの形で発表を行います。
このように、これが年間を通しての主な活動ですが、またこれ以外にも旅行代理店に
勤めておられるOBの方に来ていただいて、生の声を聞かせていただくということも
行っております。
主にゼミの時間はゼミ生がまとめた課題について発表を聞き、それに対してみんなで
議論したり、教授の意見を聞くのが中心です。また、サブゼミ（ゼミの時間以外で
課題を制作する時間）などは、原則自分達で計画し、積極的に行っています。
●概要
観光と風景について、フィールドワークの手法を用いて、体験的に学習し成果を作成します。
@現場を設定し、そこへ出かけ、観察と体験を通して対象を理解をする練習。
A観察、体験、調査、データ収集などを重ねて、対象を意味化（表現化）する練習。
この練習には「フィールドリサーチ」と「フィールドのメディア化」も含まれる。
●構成
春から夏に向けては、課題に沿って練習のために一度単独でフィールドへ出る。
2008年度は8月3日4日5日（予定）に二泊三日で全員参加（必須)のフィールドワークを実施。
※当日都合がつかない可能性のある人は履修を断念してください。
夏期休暇を使って、フィールドワークの成果をガイドブックの形で制作。
ただし演習生全員で集るわけではありません。小グループごとの作業をしてもらいますので、
互いに時間調整して自由に作業してください。
秋は、二回作業をしてもらいます。
・大枠のテーマが与えられたフィールドワークを二人一組で。
・自由課題で個人作業で。この成果を12月末に提出してもらい、相互評価を徹底的に行います。
●履修のための留意事項
この演習は1年間で完了するゼミです。
２年生、３年生、４年生どの学年でも受講可能です。また、他のゼミに所属していても参加可能です。
※ただし、2006年度以降の入学者用のカリキュラムですので、当面、２年次生、3年次生のみが履修可能です。
水曜日５時限開講。ただし、定時に終わるとは限りませんので、６時２０分以降にアルバイト等の
用事を入れている人は履修できません。
休まず遅刻せず、が原則です。無断欠席は登録が抹消されます。
フィールドワークは教室以外での時間を必要としますので十分に参加する意志があるか、時間の余裕が
あるかをよく考えてから登録してください。
Last up data : 2008.10.18